
しかし、例えば AIS の海外用パケット定額プランは、1日プランで350バーツ、10日プランでも1,990バーツとかなりの高額。仕事のため経費で出すならまだしも、個人旅行では抑えたい出費です。
そこで、接続速度が遅いとかセキュリティーの安全性とかはあまり気にしないので、何とか安くできる方法はないの?とお探しの方へ、私の一押しの方法 "Japan Connected-free Wi-Fi" についてのご紹介と、自分で利用して分かったこと、メリット、デメリットをまとめます。
最大の注意点
日本到着後すぐに、スマホの設定画面に入り、モバイルデーター通信とデータローミングのスイッチを 「OFF」 にしましょう。もし、設定方法が分からない場合は、SIM カードを抜いてしまいましょう。ちなみに、私は SIM カードを抜きました。(;´Д`) ダッテメンドクサイモン
タイでも日本でも海外用パケット定額プランを申し込みしていない状態なので、誤ってデータローミングして高額請求されないためです。電話ローミングしていない状態であっても、念のため。
Japan Connected-free Wi-Fi とは?
すごく簡単に言うと、アプリ上で一回登録するだけで、近くにコンビニや喫茶店などの無料の公衆無線LAN(Wi-Fi スポット)があれば、自動で接続と認証までしてくれる、NTT グループ会社提供の便利アプリのこと。なおアプリ自体も無料です。以下のサイトからダウンロードできます。
Japan Connected-free Wi-Fi app - NTTBP
Japan Connected-free Wi-Fi の利用登録方法は2タイプ。
1.メールアドレスで登録する方法
2.SNSアカウントで登録する方法
Japan Connected-free Wi-Fi のメリット
1.海外用パケット定額プランを購入する必要が無いWi-Fi が使えるスマホがあれば、無料でインタ-ネットが使えます。
2.Wi-Fi スポットに接続する際に、手間がかからない
これまで Wi-Fi スポット毎に必要だった利用登録や認証の手間が省けます。
3.利用が手軽で簡単
アプリを起動して、「Connect」 ボタンを押すだけ。あとは自動的に Wi-Fi スポットに接続、認証してくれます。
4.フリー Wi-Fi スポットは意外とある
ほとんどのファミリーマート、ローソン、スタバなどで使えました。
Japan Connected-free Wi-Fi のデメリット
1.移動中は使えなかったWi-Fi 接続なので当然ですね。
2.Wi-Fiスポットの範囲が狭い
こちらも上に同じく。
3.コンビニが無い田舎では使えない
Wi-Fi スポットはアプリ内にある 「Search」 ボタンで、現在地周辺の地図から探すことも出来ます。
4.セキュリティーの心配
公衆無線LAN は、やろうと思えばそこを経由する通信データを盗聴できる環境なので、クレジットカード情報などを記入するサイトは利用しない方がよさそう。
まとめ
メリットとデメリットを比べると、圧倒的にメリットの方が多く、ライン電話との合わせ技で電話代も無料になります。旅行のための一時帰国だったら絶対おすすめです。海外からの観光客の呼び込みを積極的にするようになり、多分2020年のオリンピック開催も見据えて、ようやく整備されてきた感がある日本のフリー Wi-Fi スポット。地方ではまだまだ足りてませんが、これから増えていくことを期待しています。