ただ、私自身タイで仕事を始めたばかりの頃は、屋台料理ばかり食べていたので、レストランでのメニューの選び方がわからず、タイの先輩社長からお叱りを受けたり、教えていただくことが多々ありました。
そこで、タイに赴任されたばかりの方や新人営業マンのために、最低これだけは知っておきたい、タイ料理レストランでのメニューの選び方やおすすめ料理をご紹介します。
メニューの選び方のポイント
1. 調理法ごとにまんべんなくレストランや大きめの食堂では、調理法ごとのメニューが一通りそろっています。人数に合わせて、まんべんなく選ぶようにしましょう。
1.ยำ ヤム(酸っぱくて辛いタイ風サラダ)
2.ผัด パット(炒め物)
3.ทอด トート(揚げ物)
4.ย่าง ヤーン(焼き物)
5.อบ オップ(蒸し物)
6.ต้ม トム(茹でる、スープ)
7.แกง ゲェーン(カレー)
8.ข้าว カーオ(ご飯もの)
2. 辛さの指定
大抵の日本人にとってタイ料理はどれも経験したことがないほど辛いもの。注文時に辛くしないでと言っておいた方が無難ですね。
3. 人数分揃っているか
タイ料理は大皿を取り分ける料理がほとんどです。なので、一皿に何個入っているか、また一皿の量が人数分足りているか聞きましょう。
4. 取り分ける
スープは調理されたものが運ばれてますが、テーブル上で再度固形燃料で温めらます。よく温まってからお椀に取り分けます。その際、基本的なことですが、くれぐれも配分を間違えないように。
それから、新人さんは全員に料理が行き届くように、都度皿を回す気配りを。
5. 氷の補給
タイ料理レストランのビールは冷えてないものがほとんど。なので、大抵は氷を入れて飲みます。
氷は時間がたてば当然溶けていくので補給を忘れずに。
6. デザートも忘れずに
タイの伝統的デザートは甘すぎず、さっぱりしたものが多いです。食後の口直しにおすすめです。
7. 会計
会計はテーブルですませます。その際、会計と注文内容とが合っていないことがよくあるので確認すること。 タイ語で書かれているので読み上げてもらいます。
領収書が必要なときは名刺を渡します。タイの領収書は会社住所の記載が必要なためです。
おすすめ料理
それではなるべく日本人の口に合い(辛くない)、比較的どこの店にもある、調理法ごとのおすすめ料理をご紹介します。なお、写真などは随時更新予定。1.ヤム(タイ風サラダ)
- ソムタム・ポラマーイ(タイ風サラダのフルーツ版)
- ヤム・ウンセン(春雨のあえもの)*注意!酸っぱくて辛い
- ムー・マナオ(ゆでた豚にニンニク入りライム汁をかけたもの)*注意!酸っぱくて辛い
2.パット(炒め物)
- パックブン・ファイデーン(炒め物)
- ガイ・パット・メットマンモワン(鶏肉とカシューナッツの炒め物)
- プー・パット・ポン・カリー(濃厚タイ風カニカレー)
- パムック・パット・ポン・カリー(濃厚タイ風イカカレー)
- カイ・ヤッ・サイ(タイ風オムレツ)
- カイジィヤオ・ムーサップ・サイ・マクアテーッ(タイ風卵焼き豚挽き肉トマト入り)
- ホエ・ナンロング(又はオースワン)(牡蠣のとろとろ卵揚げ)
3.トート(揚げ物)
- ガイ・トート・ホーバイトゥーイ(葉っぱで包んだ鳥から揚げ)
- トート・マン・クン(えびのタイ風さつま揚げ)
- トート・マン・プラー(魚のタイ風さつま揚げ)
4.ヤーン(焼き物)
- コームー・ヤン(豚の喉肉の炭火焼)
- ガイ・ヤン(鶏一羽の炭火焼)
5.オップ(蒸し物)
- クン・オップ・ウンセン(えびと春雨の蒸し煮)
- カイ・トム(大きな茶碗蒸し)
- ホー・モック・カノム・クロップ(カレー風味の包み蒸し)
- ホー・モック・マパオ・タレー(シーフードのココナッツ入りカレー風味の包み蒸し)
6.トム(茹で物、スープ)
- トム・チュー・トウフーサーライ(玉子豆腐と海苔入りの中華スープ)
- トム・ヤム・クン(タイハーブのたっぷり入ったえび入りスープ) *注意!辛い
- トム・ヤム・タレー(タイハーブのたっぷり入ったシーフード入りスープ)
- トム・カー・ガイ(タイハーブのたっぷり入った鶏肉入りスープ)
7.ゲェーン(スープ)
- ゲェーン・キヤオ・ワーン(グリーンカレー)*注意!辛い
8.ご飯もの
- カオ・パット・プー(カニ肉入りチャーハン)
- カオ・パット・サパロッ(パイナップルの器に入ったチャーハン)