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タイからミャンマーに旅行に行くとき、知りたい情報まとめ。 両替、物価、移動方法、街の様子など 【ミャンマー】

在タイ10年目にして初めてのミャンマー観光。

そこで、ミャンマー超初心者の目線で見たこと感じたこと、両替のこと、移動の仕方、ヤンゴン市街の様子などをまとめておきます。なお、あくまで私目線の情報です。内容はご参考程度に。



観光ビザ

観光ビザの取り方については、私の体験談をご参考ください。

バンコクでのミャンマービザ申請で、ローカル代行業者を使ってみた結果【ミャンマー】



両替(タイ国内)

ミャンマーの通貨はチャットです。

しかし、ここで少々問題が。今回私がドンムアン空港内で聞いて歩いた限りでは、チャットのレート表示はあっても、実際に現金のチャットを置いている両替所はありませんでした。

仕方なく、今回はミャンマー初訪なこともあり、念のため少額をUSドルに両替しておきました。



両替(ミャンマー国内)

ヤンゴン空港に着くと、イミグレーションを出てすぐのところに銀行の両替所があります。

市内には写真のような両替所があり、タイバーツからチャットへの両替もできます。

無駄遣い防止のためにざっくりの目安をいうと、10,000チャット = 約1,000円 = 約300バーツ です。



交通状況

運転は日本やタイとは逆の右側通行です。最初は少し戸惑いを感じます。

交通状況について、渋滞はありますが、バンコクほどではありません。それも私が目にしたもののほとんどは信号渋滞でした。

市内を走る車は、一般車よりもタクシーの方が圧倒的に多いです。

あと、バイクが全く走っていません。これは最近までのヤンゴン市の規制によるためだそうです。そのためか、歩いている人が多かったです。

やたらと短いクラクションを聞きますが、危険を知らせるためだけでなく、タクシー運転手同士の挨拶にも使われているようです。



移動の仕方 (タクシーの乗り方)

タクシーは赤いナンバープレート、一般車は黒いナンバープレートです。

乗り方はタイと同じで、手を差し出して走っているところを呼び止めます。ただし、空車マークが無いため、いちいち車内を確認しなければいけません。

さらに、右側通行なので進行方向の一番右側が徐行レーンになります。つまり、進む方向に向かって右側に立たないと、なかなかタクシーが捕まりません。

タクシー料金は全て交渉制です。2016年11月時点での目安は以下の通り。
  • 初乗り 2,000チャット (= 約60バーツ)
  • ヤンゴン空港から市街地まで 7,000チャット  (= 約210バーツ)
  • ヤンゴン市内から近郊の工業団地まで(片道)10,000チャット  (= 約300バーツ)

ほとんどのタクシー運転手は、行く先を伝えたり値段交渉する程度の簡単な英語は問題なく通じました。


物価

ヤンゴンの物価は、バンコクと変わらないか若干安い位。参考までにミャンマーのコンビニ「City express」の商品の値段を書いておきます。

コカ・コーラ 450チャット (= 約14バーツ)

ミャンマービール 1,100チャット (= 約33バーツ)

キリン一番搾り 1,200チャット (= 約36バーツ)



ミャンマー人の月給 (大卒オフィスワーカーの場合)

IT系大卒の新人技術営業で、300,000チャット (= 約9,000バーツ)からだそうです。

これは統計データではなく、あくまで私がミャンマー人の知人から聞いた私的情報です、念のため。



ヤンゴンの市街地の風景(日中)

私の第一印象で、なんとなくチェンマイに似ている印象がしました。例えば、サムローが走っていたり、高層ビルが少なかったり、寺院 (パゴダ) が多かったりするところなどです。

また、老若男女のほとんどがロンジー(民族衣装のスカートのようなもの)をはいているので、タイより異国情緒が感じられます。

体感気温は、ヤンゴンとバンコクとでさほど変りませんでした。



ヤンゴンの市街地の風景(夜)

日が沈む頃になると、かつてのバンコクのように路上市場が賑わいだします。

日が沈んだあとは、街灯の数が少ないためか、夜が早くに訪れるように感じました。

暗い街とは対照的に、サーチライトに照らされたパゴダが一層金色に綺麗に見えたのが印象的でした。



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