リエントリービザの取得
AECがスタートしてから、アセアンの国籍を持つ人は、ビザ無しでAEC圏内の国々を行き来できるようになりました。ならば!タイ永住ビザを持っている人も?と思いましたが、結論はノーでした。
永住ビザは、90日レポート(現住所の報告義務)が無い、収入に関係なくタイに住める等の権利を持ちますが、あくまでビザの一つ。
つまり、通常のビザ保持者と同じく、ミャンマーへ観光に行くには以下の二つが必要です。
- ミャンマー入国前にミャンマーの観光ビザの取得、もしくはミャンマー側到着空港にてアライバルビザの取得 ※2016年11月現在
- タイ出国前にタイのリエントリービザの取得
特に2番のリエントリービザは重要です。万が一これ無しでタイを出国してしまうと、永住ビザが失効してしまいます。
出国審査(イミグレーション)で提示するもの
出国審査で提示するものは以下になります。
- パスホート
- タイの居住証明書(青い手帳。永住ビザ取得時にもらいます)
- タイの外国人登録証明書(赤い手帳。永住ビザ取得後すぐに最寄の警察署で発行してもらいます)
- 出入国カード
2番の居住証明書にはタイ出国時に出国スタンプ、入国時に入国スタンプがパスポートと同じように押されます。
4番の出入国カード(Deperture, Arrival Card) は、航空会社のカウンターでチェックインするときにもらいましょう。
通常ビザの場合は、例えば日本からタイへの入国のとき、イミグレーションで出入国カードを渡すと、出国カードの部分は返されます。そして、出国時にその出国カードを再度イミグレーションに提出します。
ですが、永住ビザの場合、出国カードは返されません。タイ人と同じくタイに「帰国した」とみなされるからなんですね。そのため、タイ出国時に新たに出入国カードを提出する必要があります。
出国までは以上です。次回はミャンマー入国時に気がついたことをまとめます。